首輪

風降リモート調教⑧
※つきあってない
※ギャグ

私はハピエン厨だけど。
あくまで、これはSMのパートナーとしてのハッピーエンドなので。
恋人としてのハッピーエンドを望む方は、お気をつけください。

ごあいさつ
課題
我慢
未熟
休息
失格
錯誤
首輪(終)


 

「例の件、一通り、カタが付いた」

夜。大通りの歩道橋。
自分にリモート調教を持ち掛けてきたのと、ほぼ同時刻、降谷さんはそう言った。

「それはよかったです」

ふり返らずに、そう答える。

「この前頼んでいた……」
「ああ。例のリストですね。明後日までにはご用意できます」
「また、連絡する」

降谷さんの声が、そっけなく感じられる。
いや、いつも通りだと思う。
たしかに、お互いに、仕事とはいえ、あのようなプレイに取り組んでいたという気まずさは残っている。だが、だからといって、このやり取りに「ぎくしゃく」と言えるほどの不自然さはない。

――俺は、この人の、かわいらしい姿を知ってしまったから

また、あの降谷さんに、会いたいと思う。
今にして思えば「役得」というやつだった。
気高く、清らかで、強くて、美しい。そんなあの人を、たったの一週間とはいえ、俺はこの声で支配した。
右手には、ホテルでの手コキの感触がまだ残っている。俺に、ゆるしを請いながら、精液を散らしたあの人は、本当に、本当にかわいらしかった。

その、かわいいという感情が、俺の判断を狂わせたのだと思う。

本当はもっと早く、別の手段を、考えるべきだった。だけど、俺は、いかんとも言い難い、高揚感と幸福感を、すぐには手放せなかったのだ。

 

 

それから、一か月が経った。
俺たちは、いつも通りと言えばいつも通りだったし。
いつも通りじゃないと言えば、いつも通りじゃなかった。

近頃、降谷さんは、なにか言いたそうな顔で、俺の顔をのぞき込む。
そのたびに、俺の頭は、都合のいい妄想でいっぱいになった。つまり、降谷さんはまだ、ご主人様としての俺を求めているんじゃないかと。そんな、ばかげたことを考えた。

『降谷さん、どうしたいの? ちゃんと自分で、意思表明してくれなきゃ、俺はあなたに指一本触れることができないですよ』

そんな風に、声をかけることができたら、どんなにいいだろう。
主人として、M奴隷に責任を持つ……だなんて。そんなこと、できるわけがない。
たしかに。あの一週間、降谷さんは性に関する自己決定権を俺に委譲した。だが、それは、業務上のやり取りに過ぎない。そして、業務をうまく進めるために、俺は、その権限を返還したのだ。
そもそもとして、降谷さんが、なにか言いたそうな顔をしているということ自体が、俺の思い込みかもしれない。

 

 

そんなある日のことだった。降谷さんの車で、情報のやり取りをした。
少し肌寒い日で、運転席の降谷さんは、襟元がもったりしたハイネックのセーターを着ていた。
俺が車を降りようとする直前。降谷さんが、俺のジャケットを引っ張った。

「どうかしましたか?」

(まさか……な)
己にとって都合のいい妄想を、ゆっくり呼吸することで、頭の隅に追いやる。

「……風見。僕のここをめくってくれ」

降谷さんの指先が、セーターの襟ぐりに触れる。

「……はい」

俺は、心を無にして、それをめくった。
黒いレザーが見える。チョーカーかと思って凝視すれば、それは、ずいぶんと大きい。
首輪状のベルト。幅は3センチほどだろうか。少し触れてみる。素材はおそらく本革。そこに、シルバーの鋲が、等間隔で打ち込まれている。

「首輪……?」
「ああ」
「これは……?」
「M奴隷としての僕の覚悟だ」

思わず、息を飲む。
降谷さんはあの後、一人で、例の仕事を進めていった。その経過について、俺は詳しく聞かなかった。仕事を途中で放り出してしまったような、後ろめたさがあったし、なにより、降谷さんがその話をしなかった。だったら、自分が知るべきではないのだろうと思ったし、なにより、俺達は忙しい。厄介な案件が、次から次へと舞い込んでくる。

「覚悟……ですか」
「ああ、覚悟だ」

降谷さんの声が、少し震えているような気がした。
都合のいい妄想は、どこかに消え去り。かわりに、考えたくないようなあれこれが、俺の脳を支配した。

つまり、降谷さんは、別の人間によって、調教を継続してもらったのではないかという仮説。そして、その代償として、この首輪をつけることを強いられているのではないか……?

あり得ないことじゃない。
完璧主義のこの人が、俺から受けた中途半端な調教を、第三者の手を借りて、完璧に仕上げ直したという可能性を否定できない。そもそも、俺にお鉢が回ってくる前は、調教してくれる相手をを探していたのだ。その時の交渉相手の気が変わってということだって、あったかもしれない。

「少し、こみ入った話になるから、場所を変えてもいいか?」
「……ええ。いいですよ」

今、俺は。どんな顔をしているのだろう。

 

行き先は、あのホテルだった。降谷さんは、ダブルの部屋を取っていて、「ツインにしてほしかったな」と。ちょっとだけ、そんなことを思った。
エレベーターを上がる。降谷さんが手配した部屋に入る。
ダブルの部屋は広々としており、調度品もシングルの部屋より、少しだけ、いいものを使っているようだ。
降谷さんがベッドに腰を下ろす。

「それで、話というのは?」

上着をハンガーにかけながらたずねると、降谷さんは、体をふるわせながら、セーターとインナーを脱ぎはじめた。

「ちょっと……」

この人の裸なんて、今更だ。
だけど、革製の首輪をつけたとたん、褐色の肌が淫靡な雰囲気をまとい始める。目をそらすべきかと考えるが、それはそれで、おかしな雰囲気になってしまいそうだ。
意を決し、はりつやのある、あで肌を見つめた。

「君に、頼みたいことがあって」

思わず、息を飲んだ。降谷さんの乳首が、小指の先ほどのサイズに膨れ上がり、ピンっと勃ち上がっていたのだ。

「なんです?」
「僕を君の……M奴隷にしてほしい」

頭に血が上る。

「それは、どういう意味ですか? 仕事で……ということですか? それとも、だれかの命令?」

控えめだったはずの降谷さんの乳首が。おかしなことになっている。
小ぶりで、性的なことなんてまったく知らなそうなピンク色のかわいらしい乳首が。どうして、たった一か月で、ここまで肥大し、赤く色づき、そして、ビンビンに勃っているのだろうか?

「だれかの命令……?」
「……その乳首、どういうことですか?! 一か月前は、そうじゃなかったですよね? あの清楚な乳首はどこに行ってしまったんですか?!」
「え……あ、ごめんなさい……でも……ピンチで挟むためには、こうするしかなくて……」
「なんで、乳首をピンチで挟む必要があったんです?! だれに言われて?! 捜査のためか? アンタ仕事のためになら、乳首をそんな形にしてしまっても平気なのかよ……?」
「っ……ごめ、ん……なさい。でも、僕……こうするしかなかったんだ……。いや、こうするしかなかったんです」

降谷さんが、敬語でしゃべり出した。そのことに、びっくりして、少し力が抜けた。

「僕……風見が……いや、ご主人様に、電話でしつけてもらったときのことが、忘れられなくて……」

ご主人様、と呼ばれたことで、頭が真っ白になる。

「そしたら、普通のマスターベーションができなくなってしまって……。君に教えてもらったみたいに、寸止めをして……セルフで射精管理みたいなことを始めてしまって……。でも、それじゃあだめで」
「……どういうことです?」
「僕にもわからない。だけど、僕は、君の許可が欲しいんだ。射精していいよと。君のゆるしのもと、射精をしたいんだ」

うれしい。そう思った。
心が、あたたかなもので満たされていく。
この人がまだ、ご主人様としての俺を求めているのではないかという、荒唐無稽な妄想。それは、決して俺の思い込みなんかじゃなかった。

「で、どうして、乳首はこんなことになったんですか?」

降谷さんのとなりに腰を下ろし、つめ先で、かりっと、片方の乳首をひっかいてやった。

「あっ……え……あ、だから、僕。君なしでも、マスターベーションできるようになろうと思って。あの時準備した器具を使って、いろいろと、試してみたんだ」
「試してみたっていうのは?」

乳首をぎゅっと摘まんでやれば、降谷さんが、首をくっと後ろにそらした。
なんだ、このエロ乳首。完璧に仕上がっている。

「ん? 何を試したんです?」

乳首をつまみ、指先をじりじり動かしながら、耳元でたずねれば、降谷さんの呼吸が乱れ始める。

「ぼく……んっ……ちくびを、はさめるように……きゅういん? のやつとか……ろーたーとかで……いっぱい、しげきして……それで……アナルビーズも……一週間ごとに、一回り大きいものを買い足していって……それで、オナホも……いろんなのを試して……」

思わず、ため息が出た。
数日間の射精禁止にすら、耐えることができず、射精許可を求めて仕事中の俺に電話をかけてきたこの人が。
リモート調教中にもかかわらず、許可をもらうのを忘れて、うっかり無許可でザーメンを吐き出していた、かわいいこの人が。おもちゃによって、いろいろ経験済みの、ド淫乱に育ってしまった。

いや、本当におもちゃだけだろうか? 開発に手を貸した人間がいるのではないか?

「……おもちゃだけ? その辺の男に、触ってもらったりしたんじゃないですか? じゃなきゃあ、この体、持て余しちゃってしょうがないでしょう?」

耳をペロッと舐めてやれば

「あああっああ」

という叫び声。

「男としたの? それとも女? Sっ気ある女に、ペニバンで犯されたとか?」
「ペニバン……?」
「ペニスバンド。女の人が、模型のチンコをつけて、男を犯すんですよ」
「おかすっ? 僕……そんなのしてない。僕が、欲しかったのは……ぁっあ……ひっぱっちゃ、いや……あっ」
「いやなの? 降谷さんの乳首、真っ赤に腫れてて、引っ張ってほしそうにしてますよ?」
「あ……ぅああっはー……う……はぁ……お願いします……引っ張るのやめてください」
「……しょうがないですね」
「っああっ……はぁ……」

ぎゅうっと、ひとひねりしてから、コリコリの乳首を解放してやる。

「で……? なんで、こんなことを?」

わかっている。自分でも。冷静さを失って、降谷さんに酷いことをしていることくらい。でも……俺は嫉妬にくるっている。
俺の許可なく、この人の体を変えてしまった存在を、俺はゆるせない。たとえ、この体を書き換えたのが、この人自身であったとしても。
俺の追及に、降谷さんが、泣き出しそうな声で答える。

「だって……君が……ご主人様が、僕のことを放っておくから……僕は……こうするしかなかった」

その言葉を聞いて、俺は、情けない気持ちになった。

(全部、俺のせいじゃないか)

俺は、なんて、無責任な主人だったんだろう。「匿名課長さん」も言ってたはずだ。たとえ、自分の元から巣立っていくとしても、フォローが大事だと。
なのに、俺は、この人に拒絶されることを恐れて、主人としての責任を放棄した。俺の助けを乞う、この人の熱い視線を、見て見ぬふりをして、素知らぬ顔で仕事を続けた。

その辛さを紛らわすために、降谷さんは、自分で自分の体をいじめ始めたのだ。

「……ごめんなさい。降谷さん。俺が……俺が無責任だったから」
「……僕の方こそ……こんな、部下を、ホテルに連れ込むようなことをして……。でも、だめもとで伝えたかったんだ。もう一度、君のM奴隷になりたいということを……」

この人の弱音を聞いたことがない。欲のない人だ。本心をなかなか見せない人だ。
それが、少々強引な手を使って、この状況を作り上げた。この間、降谷さんは、どれほど思い悩んだことだろう?

「降谷さん……見せてください? 俺に……。寂しい思いをしている間、どうしたのか、俺に教えてください……」

降谷さんをぎゅっと抱きしめた。自分で買ったんだろう、ごつごつとした首輪。
M奴隷に、首輪を授けるのは、主人の役目なのに。降谷さんは、自分でこれを準備した。どれほど、屈辱的な気持ちを味わったことだろう。

「風見……僕……また、君の……?」
「ええ。あなたは俺のM奴隷です。……てか、俺の方こそ……いいんですか? 自分みたいな、主人では……あなたを幸せなM奴隷にしてあげることはできないかもしれない」
「僕は、M奴隷になりたいわけじゃない」
「えッ……?!」
「僕は、風見裕也……お前のM奴隷になりたいんだよ。君だからいいんだ」

主人のことを「お前」と呼ぶ、降谷さんに。この人、本当に、素質ないなあと思いながらも。これは、仕事じゃないから、時間をかけてゆっくり、しつけていこうと決意する。

「降谷さん……呼び捨てにくわえて、お前は、だめでしょ」
「あ……っ……えっと、あなた……さま? とか」
「まあ、そのあたりは、おいおい考えていきましょう」
「ああ。頼んだよ、風見」

降谷さんの大きな瞳が、俺だけを見つめている。それが、たまらなくうれしい。

「じゃあ……。仕切り直しに……。調教、しましょうか。降谷さん……最初は何するかわかります?」
「えっと……ごあいさつだな!」

降谷さんがにっこり笑いながら、ベッドの上に上がった。

「そうです! よくわかりましたね」
「うん……君が一番最初に教えてくれたことだからな」
「じゃあ、してみてください。あいさつ」

そういえば、寝落ちしていた時は例外として。リアルで調教するのは今日が初めてだなと思う。

「……せっかくだから、パンツ一枚になりたいのだが、いいか……? いや、よろしいですか?」
「……? どうぞ」

俺が許可を出すと、降谷さんは、はりきりながら、ズボンを脱ぎ始めた。
はつらつとした表情。かわいいなと思う。もちろん「もっと、恥じらいながら脱げ……」と思わなくもないが。羞恥心を育ててやるのも、主人の務めなんだろう。
この一か月の間に、降谷さんは、乳首や、アナルを自分でかなりのレベルまで育ててしまったらしいが、精神的な部分では、まだまだ未熟なところがある。Mの素質がないといえば、それまでだが、育てがいがあると思えば微笑ましくもある。
これは仕事じゃない。
タイムリミットはないのだから。長く、ゆっくり時間をかけて、この人を立派なM奴隷に育てていこう。

「あれ、パンツ一枚って言ってませんでした……?」

ズボンを脱ぎ捨てた降谷さんが、黒のボクサーパンツに手をかけた。

「うん。だから、これも、脱ぐ……」

そして、ボクサーパンツを脱いだ先には、マトリョーシカのごとく、またパンツが出てきた。
レースがあしらわれた、真っ白なTバックの紐パン。しかも、勃起したペニスがぴょんこと、顔を出している。

「それ……いつも、履いてるんですか?」
「いや……今日は、君を、ここに連れ込むつもりだったから……」

この下着も、自分で買ったのか……。

「あのー……あの、ですね。降谷さん」

説教の気配を感じたのか、降谷さんの眉がゆがむ。

「はい……」

よわよわしい声。
あの降谷零が、えっちな下着をつけて、乳首とペニスを勃起させながら、正座をしている。相変わらず、自立心が高すぎるM奴隷だが、この人が、こんな馬鹿みたいな、かっこうをしているのは俺のせいなんだと思ったら、いろいろなことがどうでもよくなった。

「……まあ、いっか……じゃあ、ごあいさつ、お願いできますか?」
「……はい!」

降谷さんが三つ指を立て、俺に向かって頭を下げた。
リモート調教にて、声だけを聴いていた時とは、まったく違う。体全体を使っての服従の表現に、俺は、たまらない気持ちになった。

「淫乱で、素質がなくて、お粗相ばかりしてしまう、未熟な僕ですが……ご主人様好みのM奴隷になるようがんばります。どうか、僕を、根気強くしつけてください」

ああ。俺のM奴隷は、どうしてこんなにかわいいのだろう。

「うん……よくできました。頭上げていいですよ」
「……! はい!」
「じゃあ、ちょっと、こっちに来てください。上手に、ごあいさつできたご褒美をあげます」
「ご褒美……っですか……?」

熟れ熟れの乳首に、先走りでじゅくじゅくのペニス。期待しきった表情で、降谷さんがこちらに寄ってくる。

「首、ちょっと失礼しますね」

首輪と首の隙間に指を入れれば、随分と隙間がある。これなら、ベルトの穴をもう一つ動かせそうだ。
ベルトを外す。その刺激すら、快感に感じられてしまうのだろうか。降谷さんが「んぅ」とうめいた。

「ごめんなさい。苦しかったら言って」
「はい……はぁ……っ」

俺は、ゆっくり丁寧に、首輪を降谷さんの首に、つけ直した。一穴分きつくしたから、ベルトが、肌にぴったりとフィットした。

「どう? 痛くないです?」
「うん……平気……」
「今度ちゃんとした首輪、買ってあげますからね」
「……ん? これも、専門店で……通販した、ちゃんとしたやつだが……」
「……そうじゃなくて! いいですか? これからは、洋服だけじゃなくて……下着や、こういった装飾品も。全部俺が、選んだものをつけてください」
「え……下着……もか?」

しゅるしゅると、パンツの紐を片方解いてやる。

「あ……やだ……」

降谷さんが、恥じらいの表情を見せる。これはいい傾向だ。

「こら、やだじゃないでしょ? ほら、隠さないで……ちゃんと見せるんですよ」
「なんで……」
「なんでって? しつけですよ。あなたは、俺のかわいいM奴隷なんですから。」
「……かわいい、M奴隷?」
「で……ペニス、こんなにして……最後に射精したのはいつなんですか?」
「えっと……お、おととい」
「おととい?! まったく……本当に、こらえ性がないですね……?」
「だって……新しい、アナルビーズがすごくて……」
「アナニーしてたんですか? てか、オナニー報告は、もう少し、恥じらいながらお願いできます?」
「恥じらい……か。うん。まあ、がんばってみるよ」
「まあ……少しずつね」
「うん、ちょっとずつ」

淫乱な肉体を持て余しながら、精神面ではまだまだ幼さの残る、かわいいこの人を。どうやって育てていこうかと、考える。
ずーっとこのままでも、いいなと思う自分もいるし。羞恥心で発情してしまうような、ドスケベメンタルに仕上げてしまうのも悪くない。

だけど、いずれにせよ。俺はこの人のご主人様として、末永く、最後まで。
責任もってこの人を、かわいがってやろうと思うのだ。

 

 

 

おわり

 

 

【あとがきなど】

やっと終わった!!!!!
おめでとう!!!!!
末永くSMしてね!!!!!!!

今回書きながら、悩んだことは。風降にAFさせるか……ということでした。
でも、これ、SMなんよ。
恋人同士になるなら、セックスで終わるんですけど。
SMなんで。セックスしてもいいんですけど。あえてしなくてもいいなと思って、このオチになりました。

性的な支配を伴うタイプのM奴隷だから、えっちなことはたくさんしてるし。
風見の精液の味も知っているんだけど。セックスしないまま半年くらい経過して

「風見のペニスを、アナルに入れたら、どうなるんだろ……。あいつの大きいもんな……。って……僕……ご主人様とセックスしたいのか?」

と、悩み始めてしまう降谷零、超かわいいよ。

「恋人はいたことないのに、ご主人様がいる僕って、変なのかな……? でも、僕は、いまのままでも幸せだし」

と、思ってる降谷零……かわいいよ!!!!!!

 

 

 

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