どうして、とは聞かずに #風降版ワンドロ・ワンライ
風降版ワンドロ・ワンライ 11回「コーヒー」 【どうして、とは聞かずに】 コーヒーを飲む。ビルの屋上。 上司から渡された缶コーヒーは、ホットの微糖だ。 微糖という名にはふさわしくないほどに、た...
風降版ワンドロ・ワンライ 11回「コーヒー」 【どうして、とは聞かずに】 コーヒーを飲む。ビルの屋上。 上司から渡された缶コーヒーは、ホットの微糖だ。 微糖という名にはふさわしくないほどに、た...
風降版ワンドロ・ワンライ 10回「衣替え」 ――東京は明日、今年最後の真夏日になるでしょう。 気象予報士が伝えた。 十月。秋服を着る機会など、実際には、ほとんどないかもしれない。最近の日本では、夏の終わりと...
風降版ワンドロワンライ 8回「コンビニ」 本文35分くらい推敲+投稿準備40分くらい。 【仕事帰り、深夜のコンビニで思うこと】 気持の切り替えは得意な方だ。仕事が終われば、自分の時間に集中することができるし...
【はじめましてを重ねる】 呼び出されたのは、いつもの歩道橋だった。 平日、夜中の0時23分。 通行人を装いながらの接触だから、時間は中途半端になる。天気は晴れ。月は出ていないが、街灯の灯りで十分に明るい。 何を言われたわ...
初出:2020/8/26(ぷらいべったー) セルフ風降ワンドロ【お題:大きな手】 本文64分、手直し30分ほどでした。 風見裕也の手は、とても大きかった。 彼の身長はずいぶん高い。だから、それに比例して手も...
【第30回】 風降版深夜の創作60分一本勝負 ◾︎お題:「料理」 ※ワンライ初挑戦なので、いろいろとおかしいかもしれない ※風見の親族ねつ造 ※料理してご飯食べるだけの話 平日、午後三時。 風見裕也は、降谷...