原稿をしている。なんとなく風見について語る。

※風見裕也と女性との関係についても語っているので、そういうのNGな方は避けてください。

原稿をしています。ひたすらに……!

クリスマス合わせの本は、本当に、私のために作る本なので。
とっても、独りよがりな内容になる予定です。

ホモソーシャルというもの是非は置いておいて。
私は、男性が形成する閉鎖的な集団というものに妙に関心があって。
そこに嫉妬まじりの憧れのようなものを抱いている。

(じゃあ、あの輪の中に入りたいのかと問われれば、まったくそんなことはなくて。
男同士の、親分子分みたいな、マウントの取り合いとか。
建前の応酬とか……。
そういうのは、はたから見てるだけでも息苦しそうなので、絶対に入りたくはない。
でも、ほんの少し触れてみたい…という感じ)

公安って、男社会だと思うので。
私の嫉妬まじりの憧れが、発動してしまう。

執行人も、ホモソーシャルを描いてると思う。
初見の時、羽場さんと日下部さんのやり取りを見て「???????」って、なったのを覚えています。

多分なんですけど。私が、風見裕也に、男特有の属性を過重積載させたくなるのって。
風見裕也から、男社会で生きている男の匂いがするからだと思います。

バーチャルの世界では
「REIちゃーん♡」
などと、はしゃぐけれど、部下や刑事部の皆さんの前ではオラつくこともあるし、降谷さんの前ではキリッとしていたい。
女性の前で、いいところを見せようと、降谷さんに教えてもらった豆知識をひろうしたり。
そういうところに、男の生々しさを感じる。
でも、その生々しさこそが、アラサー男の色気なんだと思うし。
そういう種類の男くささで、降谷零を抱いてくれって思うんです。
降谷さんは、男社会から浮いていたタイプだと思うので、そういうタイプの男くささに免疫がないんですよ。

あとね……。

私は、風見裕也は絶対にもてるタイプだと思っているし。
遊ぶときは、彼女を作らないで、あとくされなく遊ぶタイプだと思ってる。
でも、真面目に恋愛するときは、セフレとか全部切る。
それなのに、そういう時に限って、浮気されちゃったりしてね。
浮気された場合「○○ちゃん、俺、浮気はやだって言ったよね?」って、怖い顔して、お別れを迫る風見裕也であってほしいな。容赦がない。
でもね。たぶん彼女は、油断しちゃったんだよ。風見さんが自分を大切にしてくれるから。そういうことあっても、ゆるしてもらえるんじゃないかって。

まあ、ゆるさないんだけどね。

遊んでるかと思えば、本命に対しては、ちょっと重くて。
でも、実は、そんなに恋愛体質じゃないから、仕事に熱中してる時は彼女どころかセフレが欲しいとかも、あんまり思わなくて。

そういう風見裕也の、数年ぶりの本命が、降谷零だったらいいなって、心の底から思っている。
恋人の愛し方を知っていて、性経験もそこそこ豊富な風見裕也に、降谷零はぐずぐずに溶かされてしまうし。
風見も、降谷零っていう、ちょっと特異な存在が、自分の手によって変質していく姿に、征服欲みたいなものが満たされてしまうんだ。
風見裕也は大人の男だから、みだりに、そういう一面を出したりはしないんだけど。
時々、ギラっとした目をするから。
降谷さんは、その目を見てたまらない気持ちになってしまう。
(私の脳内の降谷零は、ほんっとーにちょろいからな)

 

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