最近、この妄想が、とてもはかどる。
工藤新一くん25歳が、捜査一課の刑事さん(たぶん、あの子は警察に入らないだろうけど)
風見が、さっちょうに、出向。
降谷さんが、順当にエリート街道だけど、フリーダムするので、風見がふりまわされる。
っていう、ねつ造しかない妄想です。
工藤君は、警察官とかならなそうだけど。
大学生探偵を経て、そのまま、探偵になりそうだけど。
まあ、でも、一回は刑事やってもいいかなとか思ったりして、警察に入るんですね。
降谷さんは、まあ、黒の組織も一段落したし。
たぶん、キャリア組として、内勤メインの仕事に回されるんだけど。
あの子、おとなしくしてらんなそうだし。ちょいちょい、会議とか放っぽり出す。
風見さんは、降谷さんの推薦で、さっちょうに引っこ抜かれて。
あいかわらず、降谷さんの右腕やってるんだけど。
会議を放棄した降谷さんのせいで、結構割を食ってる。
降谷さんからしたら、その会議、風見でもよくね? 風見でできるなら、風見でいいじゃん?
僕は、僕にしかできない仕事で忙しいのだし、風見に任せようぜ? って、感じなのね。
風見さんからしたら、いや、よくねーし! なので。
ちょいちょい、庁内で、降谷さんを捜索する風見さんが目撃される。
電話で、部下に指示(別件の仕事)出しながらも、めっちゃ降谷さんを探し回ってる。
で、まあ、降谷さんがどこにいるかというと。
だいたい、工藤新一が絡んでいる事件現場だったりするので。
風見さんは、ちょいちょい、工藤君に電話するわけね。
『工藤君、私だ。風見だ。そこにいる、金髪の男と電話を変われ』
みたいなね。
工藤君ね。毎回、めんどくせーって思いつつも。
降谷さんが「わかってるよね」って、顔をするから、知らぬ存ぜぬを通そうとするんだけど。
『君、二か月前の土曜日。先輩に誘われて、キャバクラに行っていたよな』
「あー。あれは、事件解決のために、必要な捜査の一環で……」
『ミヤビちゃん』
「え?」
『彼女、君の腕を組んで、胸をぐいぐい押し付けていたみたいだな』
「え……?」
『その時の写真がなぜか私の手元にあるんだ。……たとえば、これを蘭姉ちゃんに送りつけたら、彼女はどんな反応をするかな?』
みたいになって
「……! きたねえぞ?! 風見さん??」
となるので、仕方なく、降谷さんが電話に出るわけ。
「おい……あんまり工藤君をいじめるな。で、なんだ?」
って、なるので。会議すっぽかした件について、風見さんが、怒るんだけど。
「なんだ、その程度の案件なら、君で十分だから、お前に任せてるんだ。キャリア組からの視線がきつい? そんなの、君の実力でねじ伏せろ。まさか、その程度の人心掌握術で公安が務まると思っているわけじゃないよな?」
みたいなことを言うのね。
で、風見は、最後に一言。
『それもそうなんですけどね。今日は一緒に昼飯食えると思ってたから、俺は、その件でも怒ってるんですよ』
って、言う。
降谷さん、思わず赤面して。
「夜、君のとこ行くから」
とか、言うので。
工藤君は、あれ? 俺、痴話げんかに巻き込まれた?
とか、思って、深くため息をつくし。
降谷さん、いきなり、ギア入れて仕事始めるもんだから。
工藤君も「愛の力……ねえ」って、つぶやくのね。
っていう、タイプの、風降を読みたい。
ちなみに、なんで、一緒に住んでいないかというと。
警察っていう組織が、さほど、LGBTフレンドリーではないのではないかというイメージから。
風見が、降谷さんの出世に響かないようにっていう理由で遠慮してて、一緒に住んでない。
実際は、半同棲のようなものだし、どっちか片方の部屋を、借りるだけ借りといて、一緒に住んでしまってもいいという案もあったんだけど。
住居手当は血税から出てるよね……っていう理由で、それはやらない。
住居手当をもらう以上は、居住実態ないと、やっぱあれだよね……っていう考えね。
まあ、でも、たぶん、そんなに離れたところには住んでない。
あと、風見は、工藤君=コナン君だと多分知っていて(まあ、ちょっとしらべれば、そうなるよね……)
コナン君と、安室透の関係も知っているから、二人の好きなようにさせたい気持ちはあるんだけれど、それでも、やっぱり、会議すっぽかされるのは困るので、ちょいちょい電話をするし。工藤君をゆするための材料も、きちんとそろえてると思う。(もちろんミヤビちゃんは風見のさしがねである)
風見の違法作業に磨きがかかってるといいよねー♡