ハニトラをしないといけない降谷さんと風見さんについての妄想

つき合ってる風降で。

降谷さんが唐突に「ハニトラすることになった」みたいなことを言うんですけど。
風見さんは、ちょっと間をおいて
「それは、部下としての私に言ってます? それとも恋人としての俺?」
みたいに確認を取るんですね。
で、降谷さんが
「仕事用の携帯に電話したはずだ」
って答えると。
風見さんは
「わかりました。で、私は何を手伝えばいいでしょうか?」
って、聞いてきて。
「予行演習につき合え」
ってなって。行為中に、ねくびをかかれないための体術の練習みたいな、セックスをおっぱじめるわけですね。ひゅー。

で、一通り、予行演習した後に。
「5分だけ、恋人としていいですか?」
って、風見さんが確認して。
降谷さんがうなずくと。
風見さんは、降谷さんをぎゅっと抱きしめながら。
「降谷さんの馬鹿」
って、言ってから、ひたすらキスをするんですね。
で、5分きっかりキスをすると。
部下の顔に戻って。
「で、次は何をしたらいいですか?」
って、聞いてきて。
降谷さんは、ちょっと苦笑いしてから。指示を出すんですね。

で、ハニトラの仕事が終わった後、降谷さんを回収した風見さんが。
降谷さんの部屋で、たんたんと事後の処置をしようとするんだけど。
その前に、今度は降谷さんが
「恋人として5分だけいいか?」
って、聞いてきて。
風見さんが、ちょっとむっとした感じで
「どうぞ」
って、答えると。
降谷さんが風見さんに抱き着きながら
「まだ怒ってる?」
って聞いてくるので。
「怒ってるの半分、ほっとしたの半分ってとこです」
って、風見が答えるのね。
「ごめん……でも、君と予行演習やっといたから、冷静にこなせたよ」
「うん……仕事だから仕方ないのに、受け止めきれなくて、ごめん」
みたいになって。
ぎゅーっと、5分間抱きしめ合って。
5分経ったところで、また、降谷さんがてきぱきしだす。

っていう、のがすごく萌える。
風見さんは、降谷さんの性的な意味での魅力をだれよりも見てきている人だから。
部下としては、降谷さんが、それを使うことは理にかなってると考えてしまう。
でも、恋人としては、やっぱりちょっと納得はしていなくて。
けど、恋人としての風見も降谷さんの仕事を応援したいと思ってるから、止めないのな。
めっちゃ、怒ってるんだけどね。
降谷さんは、風見に、そういう我慢をさせてることを、申し訳なく思うけど。
でも、そういう風見だから、がんばれてる自分もいたりして。
やっぱり愛おしいとか思う。
ハニトラはなるべくしないようにしてるし、今回も、実は、最後まではしなかったんだけど。
でも、風見一人のために自分の武器というか、切り札を失うのは得策じゃないとか思っていたりして。
だから、ハニトラを、やめるという約束はしないし。
風見も、そう言うの全部わかってて、止めることはしないけど、怒りはするっていうのが、たまらなく萌える。

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